長野市の街歩きイベント「ながの門前まちあるき」に参加してみた!
最終更新:2018.12.23
今回は「ながの門前まちあるき~門前町並み観察会~」という長野市の街歩きイベントに参加してきました。「ながの門前まちあるき」は毎月2回ずつ開催されているイベントで、始まってから5年程度経つようです。毎回違うテーマでの街歩きをしており、今回は「~門前町並み観察会~」というテーマでした。普段とは違う観点から街を見つめ直すと、新たな発見があり楽しいですね。
「ながの門前まちあるき~門前町並み観察会~」の基本情報
開催日
6月16日(土)
開催時間
9:00~11:00
(今回は午前中の開催でしたが、午後開催の時もあります。)
案内人
今回は信州大学工学部建築学科准教授の梅干野成央先生が案内人として門前の街並みについて教えてくれました。専門は日本建築史学だそうです。歴史的な建造物に関する研究と保存・再生に取り組んでいるそうです。とても熱心に解説してくださり、お話に引き込まれました。ご自宅も古民家を改修したものだそうです。
参加人数
定員10名ですが、今回は参加者4名でした。まちくらしたてもの案内所の方と案内人の梅干野先生含め6名で街歩きをしました。
参加費
1000円(学生500円)+飲食代実費
「まちくらしたてもの案内所」公式サイト
「ながの門前まちあるき~門前町並み観察会~」の様子
東町ベースというリノベーション物件に集合し、6名全員がそろったところで街へ出発しました。
中央通り
中央通りは大正12~13年に拡幅された歴史があるそうです。大門町のあたりは2倍近くに拡幅されたそうです。当時の町屋の建築で残っているものもありました。建築の高さで建てられた年代も判断できるそうです。
門前商家ちょっ蔵おいらい館
門前商家ちょっ蔵おいらい館は、江戸時代の伝統的な商家建築として保存されている多目的施設です。建築自体も魅力的ですし、ギャラリーも併設されているので、そちらも楽しめます。江戸時代の建築なので、鴨居が低かったり、今ではなかなかないような装飾もありました。
東司・東町屋台蔵
東司とは、寺院におけるトイレのことだそうです。東司・東町屋台蔵は、昭和初期に建てられた土蔵造りの商家を改築して公衆トイレなどの用途に使われています。
2階に上がると地元の屋台を収蔵する蔵の様子を見ることができます。公衆トイレに寄ったついでに屋台も鑑賞できる面白い建築です。
ナノグラフィカ
善光寺に行き、仏閣建築について教えていただいた後に、ナノグラフィカという喫茶店へ行きました。こちらもおそらく大正時代あたりに建てられた建築をリノベーションした喫茶店だそうです。ドリンクを飲みながらみんなで今日の観察会の復習をしました。
様々な方が参加されていて、よい繋がりもできたと思います。普段は気付かないような街の表情を感じられるイベントです。長野市の魅力を感じに参加してみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は掲載時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は公式サイトまたは各施設へお問い合わせ等でご確認ください。
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