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「篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」上田市サントミューゼで開催中

最終更新:2018.12.23

「篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」という水墨抽象画の展示が上田市サントミューゼで開催中です。迫力的でどこか優しさがある作品が訴えかけます。7月まで開催していますので、是非鑑賞してみてはいかがでしょう。

105歳の画家篠田桃紅さん

篠田桃紅さんはなんと105歳の画家です。その人生の奥深さが作品にも反映されているようでした。最初は書道として筆をとっていた篠田さんですが、表現を追求する中で独自の水墨抽象画というスタイルを編み出したそうです。抽象表現主義全盛期のニューヨークで活動していたという経験も作品に表れています。

また建築家の巨匠、丹下健三さんをはじめ多くの建築家の建築に壁画などを飾ってきたそうです。丹下さんの建築の中には、篠田さんの作品にインスピレーションを受けて制作したものもあるようです。

篠田さんの著書「人生は一本の線」(幻冬舎)に「私の言葉なんて、無意味です。百万の言葉より、一本の線が私の伝えたかったことです。」というメッセージがあります。作品に込める気持ちが伝わってきますね。実際作品を見てみるとこのメッセージの意味がわかる気がします。

「篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」の展示内容

「篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」は時代別に大きく4部構成になっています。書道から水墨抽象画へ変化していく過程もみることができます。時代によって作品の雰囲気も違います。また篠田さんのインタビューなどの映像も放映されています。そして後半は迫力のある大きな作品が多く展示されていました。

墨の強弱やコントラスト、にじみなど全てに意味が詰まっているように見えました。これはどんな物事を表現しているのだろうと想像を膨らますと、自分の心が映し出されてくるような気持ちがします。

「とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」という今回の展示のタイトルも展示内容を体現しているようでした。「一瞬にして去る風の影、散る花、木の葉、人の生、この世の「とどめ得ないもの」への、私流の惜しみかた、それが私の作です」という篠田さんのメッセージ、深いですね。日本人らしい「とどめ得ないもの」への気持ちも感じられます。

約90点の作品が展示されています。どれも奥深さが感じられる心に響く作品ばかりです。是非一度来館してみてください。

「篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」の基本情報

開催期間

2018年4月21日~7月22日

開館時間

9:00~17:00(最終入場16:30)

休館日

火曜日

料金

一般:1,200 円 (1,000 円)

高校・大学生:800 円 (600 円)

小・中学生:400 円 (300 円)

※( )内は、当日20名以上の団体、障害者手帳携帯者とのその介助者1名

開催地

長野県上田市天神三丁目15番15号

アクセスマップ

特設サイト

篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち

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※本記事の情報は掲載時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は公式サイトまたは各施設へお問い合わせ等でご確認ください。

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